どうも、ざいりょー(@zairyoo)です。
今回は、インディーゲームとして人気となり、パソコンやPS、そしてSwitchで発売された「UNDERTALE」をレビューしていきたいと思います。
目次
常識に縛られない戦い
このゲームは、モンスターが巣くう地下世界に落ちてしまった主人公が、地下世界からの脱出することを目的としたRPGです。
みなさんがよく聞くRPGといえば、敵を倒してラスボスの魔王を倒すという、王道な内容が頭に浮かぶ方もいらっしゃると思います。
ですが、UNDERTALEは少し…いや、かなり違います。なんと、モンスターを倒さずにゲームを進めていくこともできるのです。
戦闘の仕方も少し変わっていて、例えばモンスターのターンの場合。四角で囲まれた中で、主人公のハートを動かして敵の攻撃に当たらないようにするという特殊なルールが採用されています。
プレイヤーのターンになると、「たたかう」や「アイテム」など、いつものRPGでお馴染みのコマンドがありますが…「みのがす」という見慣れないコマンドもあります。実はこのコマンド、その名の通りモンスターを見逃すことができるんです。
まあ、普通に考えて、RPGに「みのがす」なんてコマンドはないですよね。
さらに、戦闘中に、モンスターが〇〇を〇〇〇させ過ぎて画面外に行ってしまって戦いが終わったり、一部のモンスターは〇〇〇〇の部分をぶっ壊して〇〇を限定させてきたりもします!(ネタバレ防止)
ともかく、これは口に出してはいけない面白さです!
開発者の遊び心満載
このゲームはインディーゲームなので、大手ゲーム会社には実装することのできない、ユーモア満載のネタを入れることが出来たんですね。
これは開発者のセンスと遊び心があってこそなのですが、ゲーム中の様々な所に仕込んであるネタが面白いんです。
大手ゲーム会社が開発するゲームだと、ディレクターがネタを仕込むことを許してくれなかったりして、実際に製品版で触れられないことも多いのですが、このゲームを遊ぶと、常識にとらわれないインディーゲームの良さが分かると思います。
日本語版で遊んだらこんな面白いギャグが出てきたけど、英語版で遊んでみたらこのセリフはどんな感じになってるんだろう?みたいな感じで、興味を引くギャグだから、眺めるだけでも面白い。
うーむ…。UNDERTALEの開発者であるトビー・フォックスさんはアメリカの方です。なので、元は全て英語だったとすると…どれくらい翻訳に力を入れたんでしょうかね?。
ストーリーはどのゲームにも負けない
RPGのストーリーって、基本的に一つの目的を達成するために主人公が戦いますよね。
「UNDERTALEの目的って地下世界から脱出することじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実際そういうわけではなく、プレイヤーがとった行動でストーリーの内容がガラリと変化します。
条件分岐システムみたいな感じで、一周目に遊んだ時は普通のエンディングになり、次の周回プレイからは、ハッピーエンドとバッドエンドの二つの結末も追加されます。
おそらく、初プレイの時は、「全体的にはほんわかした感じだけど、ちょっと裏があるゲーム」という感じにUNDERTALEのストーリーをとらえると思います。ですが、周回プレイをすることで、UNDERTALEの見方がガラッと変わるところも、このゲームの魅力の一つです。
なので、一つ目のルートをクリアした後に「他のルートも遊んでみたい!」とプレイヤーの好奇心を刺激してくれるゲームになっています。
ドットが上手く使われている
最近の人って、グラフィックのキレイさをゲームに求めてしまいがちですよね。ですが、このゲームは昔のゲームのような、ドット絵を基本としたグラフィックになっています。
俺も、最初にUNDERTALEを遊んだ時は、「さすがに、大手企業が作った超美麗のグラフィックのゲームには勝てないだろう」と思っていました。
ですが、このゲームをクリアした時にはその考えは変わって、「ああ。こういうゲームもありだな」と思うようになりました。
ドット絵で想像が膨らむ関係もあるのか、とてもストーリーにのめり込むことができ、戦闘シーンやマップの至る所に遊びが詰め込まれているため、他のRPGにも劣らない楽しさを感じることできるんですね。
音楽も独特な雰囲気
このゲームで有名なのは、ゲームの名前だけではなく、「BGM」です。UNDERTALEというゲームは知らないけれど、BGMだけは知っているという方も少なくはないはず。
UNDERTALEの音楽が良かった理由は、それぞれが特徴的な曲で、トビー・フォックスさんにセンスがあったのだと思います。
さらにトビー・フォックスさんは、UNDERTALEを作る前に、MOTHER2のハックロム作品「EARTHBOUND the halloween hack」で作曲をしていたり、そもそも作曲家だったりするので、色々とアイデアがあったんでしょう。
しかも、一つひとつのBGMは全く特徴の異なるものばかりなので、人によって「このBGMが好き!いや、俺はこっちが好き!」と、好みが分かれやすかったりもします。
なので、曲に耳を傾けるのも良いかもしれません。
まとめ
てな感じで、今回はこんな感じで終わりたいと思います。
ここまでレビューをしてきましたが、UNDERTALEの面白さは実際に遊んでみないと伝わらない面白さなので、ぜひみなさんも自分の手で、UNDERTALEの世界を旅してください!
[*レビューは ついに おわりを むかえた]