【評価】全てが手書きで描かれたアクションゲーム『Cuphead』

ども、tabito(@gamer_tabito)だ。

 

今回は、全てを手書きで作ったことで世界記録を獲得した「Cuphead」を評価していこうと思う。


基礎知識

何も説明せずにべらべら喋ってもよく分からないと思うから、このゲームの基礎知識を説明していきたいと思う。

 

Cupheadは全てを手書きで作成していて、レトロカートゥーンチックなグラフィックが特徴的だ。しかもこのゲームはアクションシューティングゲームで、細かい描写があるのにも関わらず手書きで全てを物語っている。こんな偉業は普通じゃ成し遂げられない。

 

主人公であるカップヘッドとマグマンは、ある日デビルのカジノで大敗。デビルは二人に向かって命と引き換えに、魂の契約書を集めて来いと命令され、二人は仕方がなく命令に従うのだった。だが、二人はデビルに負けを認めたわけではない。つけを返すために、冒険を始めるのだった。

 

激ムズシューティング

このゲームは、ただ手書きで描かれているゲームというわけではない。なんと、見た目に反して難易度が激ムズなのだ。操作はジャンプとダッシュと攻撃の三つだけなのだが、まあ難しい。

このゲームは、基本的にボスと戦って勝利することが目的で、いわゆるボスラッシュの様な感じの内容になっている。ボスによって攻略法が異なるため、個性豊かな戦いを楽しむことができるのだが・・・とにかく難しい。初見殺しとでも言おうか。ともかく、プレイヤーを本気で殺しにかかってくるのだ。

 

まず、主人公のライフは3しかない。そのため、ただでさえ敵の攻撃が激しいのに、そのほぼ全てを避けなければいけない。

もう一つは、一度ゲームオーバーになったらやり直し。もちろんライフは3しかないのでゲームオーバーになりやすいのだが、それでも死んでしまったらあと少しで倒せそうだったとしても一番最初から「や・り・な・お・し・」だ。

 

レトロカートゥーンな雰囲気と共に、レトロゲームには負けんと言わんばかりの難易度。開発者のレトロに対する情熱が伝わって来るぜ・・・。

 

人によって異なる攻略法

このゲームは装備する武器やお守り(アイテム)を切り替えて、自分に合った攻略法を編み出すことができる。

コースマップの各地にあるショップに行けば、どこかで見たことがあるようなブタのおっちゃんが装備品を売ってくれるぜ。お金は、マップに点在する横スクロールステージ(ボス戦ではない)の中に置かれている。どれも一度購入したらずっと使うことができるので、なるべく早めに買い集めておこう。

主人公が最初から装備している武器「ミズデッポウ」は威力は標準的だが真っ直ぐにしか飛ばない。「チェイサー」は近くにいる敵をホーミングしてくれるものの、威力はかなり弱い。「オトシダマ」は威力は高いが地面をバウンドするため敵に当てにくい。などなど、武器だけでも個性がありすぎて、逆に困ってしまうくらいだ。まあ、全て使ってみた感じだと標準的な「ミズデッポウ」が一番使いやすかった。

 

武器と共にショップに売っているお守りは、それぞれに特殊効果が存在する。例えば「ハート」は主人公のライフを1増やしてくれる代わりに武器の威力が減少する。「コーヒー」は時間経過で超強力な攻撃を放つことができるスーパーゲージが増加するようになる。など、こちらも少々尖っているものばかり。

 

決して普通にクリアをさせてくれる気は無いようだ。

 

手の込んだ手書き

Cupheadの開発者は元々レトロカートゥーンの大ファンで、このゲームを作る前にも一部手書きの様なゲームを作っていた。それだけ愛が強かったのだろう。

主人公やボスの目まぐるしく動き回る細かい描写や、背景などを全てセル画で描いているのだ。つまり、昔のアニメの仕組みをそのままゲームに使ったような感じ。しかもゲーム内全てのセル画が45000枚以上にも及ぶため、「ゲーム制作に使われた最も多い手描きセル画の枚数(Most hand-drawn frames of animation in a videogames)」でギネス世界記録を受賞したほどだ。

 

このゲームのアニメーションは、思う以上にヌルヌル動く。これをパラパラ漫画で描いたら、一体どれだけの時間がかかるのか・・・。開発者はそれを恐れずにやってのけたのだ。称えるしかないだろう。

ゲーム内に登場する文字も、全て手作りだ。このゲームは、元々英語で作られたもの。つまり、わざわざ日本語版を作成するために平仮名やカタカナ、そして漢字を使って一から作成してくれたのだ!開発者は日本のゲームに凄い関心を抱いてくれていたようだから、日本語版のこのゲームが成り立ったのだ。

さらに、ゲームを遊んでいると古いアニメを連想させるノイズ(白い線みたいなもの)が出ているのだが、なんとこれも全て手書き。開発者は何者なのだろうか。

 

ここまで手の込んだ作品を遊んでしまうと、他のゲームはどれくらい簡単に作れるのだろうかと思ってしまう。

 

まとめ

残念ながら、開発者はこのゲームに全てをかけたため、他のゲームを新たに作る予定は無いようだ。だから、このゲームをとことん楽しもう。難しいけれど、一度遊んでみると続きを見たくてやめられない、中毒性のあるゲームだった。

あ。一応追加コンテンツが2020年に配信されることが決定しているため、まだまだこのゲームを楽しめるぞ。

 

じゃ、また会おう。

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