ども、ざいりょーです。
今回は、Switchで発売され、今までよりもさらに内容が濃厚になった「ファイアーエムブレム 風花雪月」をレビューしていきたいと思います。
このゲームに向いている人
- 時間に余裕がある人
- 頭を使うシュミレーションゲームが好きな上に、育成系ゲームも好きな人
- FEファン
このゲームに向いていない人
- 面倒くさい作業があると飽きてしまう人
- シュミレーションゲームが苦手な人
- アクションゲームガチ勢
筆者のプレイ時間:約5時間
教師として楽しむ
今までのファイアーエムブレムは、登場人物たちを勝利に導いて、その成長を見守るような形でしたが、今回は直接登場人物を成長させる教師という立ち位置に主人公はなっています。
物語の序盤に、三つの学級の中から教える学級を選択し、この選択した学級によって物語が変化してくるという感じですね。
ファイアーエムブレム ifは内容の異なる三つのソフトを購入しなければ全ての結末が見届けられませんでしたが、今作は一本で三つの物語を楽しめちゃうんです!太っ腹~(^▽^)
教師として教えるのは一年間で、なんとカレンダー制が採用されています。
生徒には、それぞれ誕生日が設定されているので、花束をプレゼントして仲を深めることも出来ちゃいます。
物語の拠点となる修道院を歩き回って探索するのもよし、教師として生徒を成長させ、戦闘を有利に進められるようにするのもよし。
修道院内でクエストを受けることも可能で、達成するとお金やアイテムをゲットすることが出来ます。
筆者が進めた中で出来る行動の例
- 生徒と食事
- 会話
- 釣り
- 読書
- 授業
- クエスト
- 買い物
などなど…。
修道院でこんなことを続けていると、いつの間にか一日が過ぎています。
一日に出来ることは限られているらしく、遊んでばかりいると生徒をしっかりと成長させることが出来なくなるので注意です。
戦闘は今までと変わらず
今作の戦闘シーンは今までと全く違うわけではなく、お馴染みのターン制で、剣・斧・槍の三すくみも健在。
教師という今までとは少し違う立場ではありますが、戦闘の進め方は変わりません。
攻撃をする前に、どれぐらいの確率でどれくらいのダメージを与えられるかが分かるようになったので、一手二手先を読んで行動をし、生徒を死なせないように勝利へと導いていきます。
今までのファイアーエムブレムは、一度死んでしまった登場人物は二度と生き返らないという設定があったのですが、今作では生き返るか生き返らないかを最初に選択できます。
もちろん、ファイアーエムブレム初体験の方には生き返る方のモードをお勧めしますが、今までのシリーズを触ってきた方には生き返らない方のモードをお勧めします。
一つひとつの行動に重さが生じ、より一層登場人物に親しみを持てるようになるからです(気持ちの問題)
今作は、どちらかというと修道院での教師生活が多そうですが、ファイアーエムブレムの醍醐味である戦闘の質が下がったわけではありません。
新要素を入れながらも、プレイヤーを飽きさせない工夫をこなしているのが、俺が遊んで感じたところです。
グラフィックが向上!
3DSで発売された前作のファイアーエムブレム Echoesと比べて、今作は格段にグラフィックがアップしています。
戦闘シーンでも、キャラクターの3Dグラフィックの質が高いのが見て取れます。
さらに、ストーリー内で所々に起きる重要な場面は、アニメで展開されるように!
さらに、アニメを含んだゲーム内の会話シーンは全てフルボイス仕様…。
アニメ、フルボイス、ストーリー。
これらの三つの要素が風花雪月に詰め込まれているので、一つのテレビアニメとして成り立ってしまうほどのボリュームです。
ロード時間は…
全ての部分が技術的に向上しているので、ここまで来るとロード時間が心配になってしまいますよね。
俺は、遊ぶ前まで「絶対にゼルダの伝説 BotWみたいにロード時間は長いでしょ」と疑っていましたが、遊んでみたらまあ大変。
全然遅くないじゃありませんか!
グラフィックが向上し、3Dのキャラクターがヌルヌル動くこの環境の中、ロード時間は良い意味で変わらず、ストレスは全く感じません。
これは、海外のレビューサイトで高得点を取っても文句の言いようがありませんね(笑)
学級の違いに期待
今作は三つの学級があるので、学級によってストーリーの違いが出てくると思います。
その違いがメチャクチャあると、飽きることなくゲームを周回プレイできますよね。
ifの時は、物語の展開が真っ二つに分かれているせいなのか、ちょっとストーリー的にあれ?って感じた部分はありました。
風花雪月はそんな失敗は無いと思いますが…。やっぱり心配。
まだルーヴェンクラッセ(学級の一つ)のストーリーを進めている途中なので、他の学級との差が分かりませんが、周回プレイでも飽きることなく遊べるようなストーリーになっていると嬉しいです。
五年後に、また会おう!
実は、今まで紹介してきたのは風花雪月の第一部で、今作はなんと二部構成になっています。
第二部では、生徒として共に過ごした人物と五年の時を経て再会するようなのですが…戦乱の時代へと突入するらしいです。
なので、第一部では学園要素がかなり強いですが、おそらく第二部から本格的に戦いが始まる流れのはず。
俺が育てた生徒は五年後どうなるのかなあ(⌒∇⌒)
第一部の序盤を遊んでみた感想は、「作り込まれている」の一言。
修道院と戦場で知っておかなければいけないことがあるので複雑にはなっているものの、慣れてしまえばどうってことないレベル。
なので、みなさんも教師と指揮官の両方の立場で楽しめるファイアーエムブレム 風花雪月を遊んでみてはいかがでしょうか?
では、また次回お会いしましょう!