【レビュー】見下ろし方のゼルダがSwitchに帰ってくる『ゼルダの伝説 夢をみる島』【Switch】

TABITO

Hello!TABITOです。

今回は、Switchで発売された『ゼルダの伝説 夢をみる島』をレビューしていきたいと思います!

 


 


製品名:ゼルダの伝説 夢をみる島

対応機種:Nintendo Switch

ジャンル:アクションアドベンチャー

発売日:2019年9月20日

開発元:任天堂, グレッゾ

発売元:任天堂

CERO:B


 

『ゼルダの伝説』は30年以上もの歴史がある長寿ゲームで、Switchでも既に『ゼルダの伝説 BotW』が発売されています。

そんな中で、ゲームボーイで発売されたものをリメイクしたのが、この『ゼルダの伝説 夢をみる島』となっています。

緻密に作り込まれた世界を探検する見下ろし方のアクションRPGで、ヒロインがゼルダ姫ではなかったり、冒険の舞台がハイラル王国でなかったりと、シリーズの中では異例の作品

アイテムを集めていくことで徐々に探索の幅が広がるお馴染みのゼルダの伝説になっています。

もちろんグラフィックはドット絵から一新され、ミニチュアの様な世界観にガラッと変化していて、グラフィックも今までとは一味違った感じになっています。

WiiUとSwitchで発売された、今までのアタリマエを見直すことを目標にしていた『ゼルダの伝説 BotW』。

『ゼルダの伝説 BotW』が登場したことで、「今後のゼルダの伝説はオープンワールドゲームに突き進んでいくのか!?」と心配していたけど、そんなことはありませんでした。

今までの様な見下ろし方のゼルダの伝説にもしっかりと力を入れてくれている、流石任天堂!

古参ファンの心をガッチリつかむ、アタリマエに沿ったゼルダの伝説…。俺はこれを待っていたんです!

ストーリーは、ゲームボーイ版と同様『神々のトライフォース』のその後の物語

修行の旅が終わって、ハイラルへ帰ろうとしていたリンクは嵐に遭遇し、乗っていた船は雷に打たれて木っ端みじん。

たまたま流れ着いたのが、謎の島「コホリント島」だったという所からゲームがスタートします。

突然魔物が増え始めたコホリント島を歩き回って、島に点在する楽器を集め、謎の島からの脱出を目指すという感じ。

 

ハイラルを救うのが目的ではなく、脱出が目的という、なんか違和感のあるストーリー。

まあ、いつもガノンと戦ってばかりだから、たまにはこういう息抜きも…というわけではなく、普通に魔物が巣くうダンジョンも登場します。

謎の島の真の敵は誰なのでしょうか?

剣を振って魔物を倒すお馴染みのアクションや、爆弾や弓矢を使ったアクション。

基本は剣を振れば倒すことができますが、アイテムを上手く使わないと倒せない魔物まで…。

シリーズ経験者でもガッツリ遊べる戦闘です。

 

今回はジャンプをすることができ、盾で攻撃を防ぐだけではなく、ジャンプで攻撃を避けたり、落とし穴を飛び越えたりすることもできます。

まあ、結局は剣で倒すのですが、序盤はハートが少ないため、なかなか難しい。

特に、シリーズ経験者を叩きのめす「ハードモード」で遊ぶと通常のダメージの二倍のダメージを食らったり、草を刈ってもハートが出てこなくなるため、思わず苦笑すること間違いなし!

ゼルダの伝説と言えば、戦闘だけではなく探索にも力を入れているのが特徴です。

爆弾で隠されたダンジョンへの道を切り開いたり、島の住民の悩みを解決してお礼を貰ったり、大妖精の泉を発見したりと、探索してくれと言わんばかりのマップ。

プレイヤーに配慮したワープポイント。

時たまヒントなしでは分からないであろう仕掛けまで。

大半はストーリーに直接関わることのない要素なのですが、意外とストーリーに関わってくる部分もあるので、気が収まるまで島を探索しつくしてみてはいかがでしょうか?

ショップでアイテムを購入することもできるが、ほとんどはマップを探索してゲットするものばかり。

弓だけはアイテムショップでしかゲットできないのですが、値段がめっちゃ高い。

まあ、原作でもあった「アノ裏技」を使えば楽々ゲットできるんですけどね(笑)

もちろん、アイテムが増えてきたからといってリンクの攻撃力が上がるわけではなく、最終的にはプレイヤーの腕が頼りのゲームです。

マップをくまなく探索してやっと発見できたダンジョンでも、謎を解かなければ一切進むことはできません。

簡単に言えば、ゼルダの伝説は開発者からの挑戦状ですよね。

開発者の渾身の謎を、プレイヤーは受け取って解き進めなければいけません。

 

特に今作はアクションを重視しているような部分も多く、アクションと謎解きを上手くミックスさせたものが、プレイヤーの行く手を阻んできます。

横スクロールエリアも存在し、完全にあのゲームを意識したであろう謎解きまで。

そんな謎を解いた先には、ダンジョンごとにボスが待ち構えています。

今までの経験で得た能力を全て発揮してボスを倒す。

といっても、ボスは意外と弱いので、初心者に配慮した結果でしょうね。

 

そしてダンジョンを突破したらまた探索。

ですが、ダンジョンをクリアするごとに行ける場所が広がるため、同じ場所でも新たな発見があるときも。

今まで行けなかった場所に行けると、さらに興味が湧いてしまうものなので、気がついたらあっという間に時間が過ぎています。

 

そんな冒険を盛り上げてくれるBGMも最高!

原作のBGMを忠実に、そして現代の音源で再現した新たなBGMは、原作プレイ済みの方はもちろん、そして新規プレイヤーまでもをゲームに引きずり込んでしまいます。

BGMの切り替わりも絶妙で、ある条件を達成しているとBGMが変化することも。

島の各地にいるキャラクターは、どれも一味、いや、二味も違った個性豊かなキャラクターばかり。

先ほども言った通りマリオシリーズなどからのオマージュも多々あるため、思わずにやけてしまう場面も。

こんな事したらゼルダの伝説の世界観がぶっ壊れてしまいそうですが、そもそも『ゼルダの伝説 夢をみる島』自体が異例の作品なので、自然とその世界観に慣れてしまいます。

もちろん今作はゲームボーイ版のリメイクなので、ストーリー自体は変化なし。

けれど、新たなグラフィック、そしてBGMで、感動のエンディングを迎えることができるはずです。

あのエンディングは、俺は感動してしまいました。

今作を語る上で絶対に外せない『かぜのさかなのうた』も音源が新しくなったことでさらにエモくなっているし…。

 

とまあこんな感じで褒めまくりましたが、問題点もあります。

ゲームボーイ版のリメイクにあたって新しく追加された「パズルダンジョン」というものがあります。

クリアしたダンジョンの一部をパーツとしてゲットできて、ダンペイの小屋で自分のオリジナルのダンジョンとして組み立てることができるという、いわゆるゼルダメーカーみたいな感じなのですが…。

新要素としては微妙。

正直ゲーム中にダンペイの小屋へ寄ることは二回くらいしかありませんでした。

一度ダンジョンを作ったら飽きて、ストーリーを進めることに集中してしまったって感じです。

 

あとは、マップをたらい回しにされること。

次に行くべき場所は教えてくれるのだけれど、細かいヒントが出されないため、自力でマップを駆け回って探索をしていくしかありません。

なので、ダンジョンの入り口にやっと辿り着いたと思ったらカギが必要と言われて最初からやり直しだったり、目的地が違っていて、来た道をわざわざ戻らなくてはいけなくなったりと、少々面倒。

真面目に考えると、ゼルダの伝説「だから」多少妥協している感じがありますね。

あと、ゼルダ姫と全く関係ないからゼルダの伝説ではないですね(笑)

言うとしたら、今作のヒロインである「マリン」から名前を取って『マリンの伝説』とか。

『リンクの冒険』は、完全にリンクの物語でしたし…。

そう考えると、『リンクの伝説』なんてタイトルでもいいかも?


 

20年以上も前の作品を、新たなグラフィック、BGM、そして遊びを追加して復活させた今作。

原作を遊ぶにはゲームボーイとゲームボーイ版の『ゼルダの伝説 夢をみる島』を購入しなきゃいけないから、Switchでリメイクしてくれたのは嬉しいことです。

 

歯ごたえがありすぎて、シリーズを遊んだことのない方にとっては苦戦する部分もあると思います。

ですが、「ぜひ攻略は読まないで自力でクリアしてほしい!」と思っています。

そして、原作プレイ済みの方にもぜひ遊んでもらいたい1本です。

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