【レビュー】『フォートナイト』は初心者でも楽しめてエイム力よりも『建築力』が試される異質のバトロワ

f:id:GameGeek:20190301185721p


id=”姿を変えないバトロワ”>姿を変えないバトロワ

『フォートナイト』は、百人中一人しか取れない「Victory Royal」を目指して争う従来のバトルロワイヤル(以下略:バトロワ)に、「建築」という概念を取り入れた全く新しいゲームとなっている。

このゲームは、最新のゲームの様に一気にプレイヤー数を稼ぐのではなく、じわじわと面白さでプレイヤーを獲得していったため、「登録プレイヤー数2億人」という圧巻の人気を博し、今でもその人気は絶えず続いている。

一度、Apex Legendsに王座を奪われそうになったが、フォートナイトの開発会社「Epic Games」は、本来は課金をしなければ手に入らない「バトルパス」というものを無料でゲットできるようにするなど、様々な対策を取り、王座は変わらずフォートナイトが陣取っている。

初心者にも分かりやすく、ゲーマーにも親しみやすく

このフォートナイトが人気を博したのには、フォートナイトのコミカルなデザインが関係してくるであろう。バトロワと言われたら人殺し、リアルで血が飛び散るなどを想像するだろう。だが、フォートナイトはコミカルなデザインを強調しているため、血が飛び散るなどのリアルは演出は無い。

だから様々なプレイヤー層までフォートナイトというバトロワが浸透していったのだろう。超リアルな人殺しゲームを遊ぶことを、小学生の親は許すだろうか?

過去の記事で、いくつかフォートナイトの事でコメントを頂いたのだが、子どもが課金をしすぎて困っているという相談を受けた。もちろん課金のしすぎは問題でもあるのだが、子どもがフォートナイトを信頼していることも予想できる、ある意味貴重なコメントだった。

f:id:GameGeek:20190302071820j
レアリティーは全てで5色あり、ポンプショットガンは灰色を抜いた4色がある

フォートナイトの武器は、色でレアリティーを認識することができる。他のバトロワでは、ただでさえ見にくい黒い武器が、普通に地面に投げ捨てられているのだ。しかも、武器の銃弾は、拾ったときにわざわざ込めなければならない。

ここでも、初心者のプレイヤーにも親切なEpic Gamesの様子が見て取れる。

そして、他のバトロワを楽しんで来たプレイヤーもフォートナイトに親しめる理由。それは、何度もバージョンアップを行っているのにも関わらずゲームバランスは変化しないことだ。

フォートナイトは、週に一回と言っていいほどのペースで、武器の追加やバグ修正などのバージョンアップを行っている。

普通、こんなにゲームをバージョンアップしていたら、武器は増えるだろうし、ゲームバランスももちろん変化する。だが、フォートナイトのゲームバランスは変化しない。

そのため、ゲームバランスの変化に上手く適用できない初心者でも、安定したゲームバランスで腕を磨いていきたいゲーマーでも、すぐにフォートナイトに親しむことができるのだ。

あなたは、毎回のアップデートでゲームバランスが上下するゲームを安心して遊び続けることができるだろうか。自分は、絶対にできない。

その「安心」こそが、フォートナイトが大人気のバトロワゲームになった重要なポイントだ。

フレンドと競い合う

フォートナイトでは、ゲーム内で独自のフレンドを作ることができる。そして、フレンドになれば、競い合うことができる。

フォートナイトには「ランキング」という機能があるのだが、この機能はフレンドとスコアを比較して、誰がフレンド内で何位かを知ることができるのだ。

自分は、一時期フォートナイトを全く遊んでいなかった時があった。その時のおかげで、後から始めたフレンドに追い抜かされてしまったのだ。負け惜しみの様にも聞こえるが、そのフレンドはかなり強くなっていて、自分でも敵わないほどのフォートナイトプレイヤーに成長していた。

だからこそ、そのフレンドには負けたくないのだ。このスコアは、様々なポイントを合計した数になる。そのためこのスコアは、優勝回数であったり、敵を倒した人数であったりの統計なので、詳しいことはよく分からないはずだ。

だが、ランキング機能には「トップ6・トップ3・合計優勝回数」の3つのポイントでもランキングをつけることができる。しかも、ソロ、デュオ、スクワッドで別々のランキングを見ることができるため、かなり細かい差を知ることができる

ということは、負けたくないという闘志を燃やすはずだ。自分はゲーマーを通り過ぎたオタクなので、もちろん負けたくないという闘志は燃える。ゲームでは負けたくないのだ。まあ、まずは競い合えるレベルのフレンドを見つけることが大切だ。

フレンドがいなければ、ランキングにはもちろん自分だけしか載らない。フォートナイト内のフレンドは、メールアドレスであったりプレイヤー名、または試合で奇跡的に同じになったプレイヤーでもフレンドになることができるので、どんどんフレンドを増やしていこう。フレンドが増えて、悪くなるということはほぼない。

フレンドになる方法は、説明すると長くなりそうなのでここでは話さないため、それを知りたい場合は他をあたってくれ。

このように、ランキング機能でフレンドと競い合うということができるようになっている。スポーツは、ライバルと競い合って自分を高めていくものだが、ゲームでも同じことが言えるのではないかと自分は考えている。

シーズンごとのテーマがGood!

オンラインゲームにはシーズンという大まかな期間の区切りがある。特にフォートナイトの各シーズンのテーマは、バトルを繰り広げる島の変化にも関わっているので、色々と考えさせられる。

f:id:GameGeek:20190301210012p:plain

つい最近スタートしたシーズン8のテーマは、「✖印の示す場所」という、ちょっと意味深なテーマになっている。だが、テーマはシーズンのストーリーに深くかかわっているため、見逃すわけにはいかない。

例えば、シーズン7のテーマは『凍てつく冬が訪れる』だったが、実際にフォートナイトの島に雪が降り始め、島全体に雪が積もった。

こう考えると、この✖印というのは島のどこかに何かが隠されているのだろうか?それとも一部マップに変化があるのだろうかといった予想がどんどん出てくる。

やはりゲームは考察が面白いのだ。Epic Gamesは、シーズンのストーリーを奥深くまで作り込んでいるため、考察のしがいがある。ぜひ、皆さんも考察してみるといい。

そのゲームの本当の面白さが伝わるはずだ。

しかも、シーズンごとのバトルパスは気になるところだ。実は、先ほども話したのだがシーズン8のバトルパスを無料でゲットできるチャレンジがあった。バトルパスとは、いわば限定アイテムが何個も入っている宝箱みたいなものだ。

f:id:GameGeek:20190302072144p
シーズン8開始直後のバトルパス

自分は専用のチャレンジをクリアしてバトルパスをゲットしているので、その内容を存分に楽しむつもりだ。

バトルパスでゲットできるスキンやエモートなどは、そのシーズンによって異なる。しかも、バトルパスのアイテムは、全て限定品のため、逃したら二度と手に入れることはできなくなってしまう。無課金を貫いてきた人たちも、今シーズンは課金者を楽しもう!

バトルパスのスキンやエモートをゲットするには、各チャレンジをクリアしてアンロックする必要があるのだが、このチャレンジも結構遊びがいがある。

だが、物理的に鬼畜で、運がないとクリアできないチャレンジもあるため、決して油断してはならない。

建築が全てを左右する

通常のバトロワであれば、ずっと地べたに足がついていて、地面を這いずり回って敵と打ち合うだけだろう。だが、フォートナイトには先ほども言った通り「建築」がある。

どのバトロワにも似ていると言われないのは、この建築システムが上手く戦いにマッチしているからだろう。

フォートナイトでは、エイム力が高くても、建築力がなければ勝ち目はほぼない。エイムは、距離・遠距離ともに、様々な戦いを積み重ねていくことで上達していくものだ。けれど、建築はボタン一つで簡単にすることができる。

もちろん、これには批評があったが、何より様々なプレイヤー層が楽しめるように建築があるので、評価はかなり高い。

f:id:GameGeek:20190302072357p:plain
戦い方を工夫することができるのが、建築の魅力だ

つまり、建築家になることで、Victory Royalへの第一歩を歩むのだ。

最初は建築という動作に慣れないだろう。けれど、フォートナイトは敵との間に壁を作ることが大切。慣れるまでは、無理やりでも戦闘時に一度は建築をするように心がけるといい。自分も、最初はそうして慣れ、Victory Royalを取れるようになったものだ。

普通のバトロワなら、建物が全くない場所で先手を打たれたらほぼ勝ち目はない。だが、フォートナイトでは建築ができるため、一度自分の周りを壁で囲って、戦闘の準備だってすることができる。

建築はここまで優秀だ。だが、建築をするためには素材が必要だ。フォートナイトには、主に木材・レンガ・鉄の3つの種類の素材が存在する。各素材は、各プレイヤーが必ず所持している「ツルハシ」で建造物を殴ることで集めることができる。木を壊せば木材、コンクリートの壁を壊せばレンガ、車を壊せば鉄のように、建造物によって取れる素材が異なる。たまに地面に落ちていることもある。

素材10個で、一つの建築ができる。素材の各種上限は500個まで(前までは900だった)。壁や階段、床や天井と、4つの種類の建築をすることができる。そのため、戦闘時には自分でタワーを作って、上から敵を狙い撃つなんてことも可能なのだ。

f:id:GameGeek:20190302072501p:plain
プレイグラウンドというモードで撮影をしたため、一度に何百個もの素材があつまっているが、通常はそう簡単にはいかない

しかも、落下したら絶対に即死であろう高さの崖でも、建築で床を作って降りていけば、一切ダメージを受けることなく降りることだって可能になる。このように、建築はバトロワで生き残るためには必須の動作なのだ。

建築は、初心者でもボタン一つで簡単にできると言った。だが、建築法が簡単とは一言も言っていない。様々な建築法を実戦で使えるようになれば、きっと最高の建築家になれるだろう。自分は、つい最近モングラール建築という建築法を覚えた。数秒でタワーを作ることができる、絶対に覚えれば役に立つ建築法だ。

建築という単純な動作だけでも様々な知識を取り入れることができるため、フォートナイトはなかなか飽きが来ない。

無課金者の勝利が見える時代

フォートナイトの課金では、スキンやエモート、ツルハシなどの見た目しかゲットできない。

そのため、課金者が強くなるということは絶対にないのだ。無課金者なのに世界に通用するプレイヤーだって存在するほどだ。

今の無料ゲームは、『一部課金あり』と書かれていても課金をしないと面白くなくなるゲームが大半だ。だが、フォートナイトは課金をしてもしなくても、同じ戦いをすることができるため、同じ分の楽しみ方を見出すことができる

だったら課金をしないはずなのだが、なぜか課金をしてしまう。そう、それはデザインがカッコいいからだ。たまにダサいスキンもあるが、無課金のスキンとは比べ物にならないほどカッコいいため、ついつい課金に目が行ってしまう。

それだけ、フォートナイトが楽しめている証拠だ。

だが、先ほども言った通り課金者が強くなるわけではない。フォートナイトでは、課金をすることで新しい楽しみ方を生み出すことができる

つまり、初心者とゲーマーが共存する最高のバトロワは、建築家になりきることが大切な『フォートナイト』なのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。